山形県の老舗ニットメーカーのファクトリーブランド〈COOHEM〉。ブランド名の由来は「交編(こうへん)」という、形状の異なる複数の素材を組み合わせて編み立て、まったく新しい素材を生み出す技術名からきている。襟と脇にニットパーツをはめ込んだこのTシャツは、ブランド名にぴったりな〈COOHEM〉らしさがぎゅっと詰まったアイテム。前後で異なるカラーのTシャツ生地を組み合わせたカラーブロックデザイン、後ろがボーダー柄になるように編み立てられた襟元、ストライプ状のニットテープがはめ込まれたサイドライン……。遊び心のあるデザイン性の高さを支えるのが、職人たちの技術と経験。すべての工程が一箇所で完結するという希少なファクトリーだからこそ、ベーシックとは一線を画す独自の世界観が生まれるのだ。コットン100%のボディは肌あたりが優しく、適度な肉感で今の季節にぴったり。着こなしにさりげない遊びが欲しいときに手に取りたくなるTシャツだ。