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April10th

PUMA

  • SUEDE VTG

    ¥11,000

ストリートを体現し続けてきた
オールドスクールの最高傑作。

昨年の12月、ブレイキンが2024年パリ・オリンピックの正式ダンス種目になると発表されて「ついに!」と心の中で叫んだ矢先に、つい先日(3月26日)から、1970年代末にNYブロンクスで巻き起こったグラフィティ・ムーブメントのドキュメンタリー映画「Style Wars」(1983)が日本初公開! となれば時代の流れは間違いなくオールドスクール・ヒップホップであり、〈PUMA(プーマ)〉の《SUEDE》だ。黎明期の定番といえばコレというぐらいの一足で、1980年代初期の生々しいヒップホップの青春群像を描いた『Wild Style』と『BEAT STREET』という金字塔2作品に出演するブレイクダンサーやグラフィティライターの足元はほとんどが《SUEDE》。(とりわけB-Boyの歴史を語る上で避けて通れないニューヨーク・シティ・ブレイカーズのスタイルは今見ても衝撃的で、特に“Mr.WAVE”ことトニー・ウェズリーの着こなしとぐにゃぐにゃダンスはYouTubeで必見)。その後も人気は衰えることなく、92年に発表されたビースティ・ボーイズの3rdアルバム『CHECK YOUR HEAD』のジャケットで洒落者のアドロックがはいて爆発的なヒットを飛ばし、米東海岸を代表するスケートブランド〈ZOO YORK〉の1stスケートビデオ『Mixtape』(1997)のトリを飾った“KING OF STYLE”ことロビー・ガンジェミが《SUEDE》でゴリゴリなハード・フリップを披露してスケシュー界においても殿堂入り! ……とストリートカルチャーにおいて切っても切り離せない、伝説のようなスニーカーなのだ。しかも、今季リリースされた《SUEDE VTG》は、旧ユーゴスラビアで生産されていた1979〜1980年代中期のフォルムを復刻しているというのが垂涎モノ。いくら時代が変わろうとも、ストリートカルチャーを体現し続けてきた不朽の名作を、この春は太めのチノパンと合わせたい。

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