迷う必要などない、
紛れもない逸品

男性にとってベルトは、靴や鞄、時計と似た価値のあるアイテムだと思う。洋服ほど頻繁に着替えることなく、同じものを長く丁寧に愛用する。だからこそ、日々身につける洋服よりも、持つ者のアイデンティティを象徴する。装い慣れた大人ほどそれを覚悟してもの選びをした方がいいのだ。とはいえ玉石混交。数多あるベルトの中から本質を見極めてもの選びをするのは、プロでもそう簡単ではないこと。そんな中、太鼓判を押しておすすめしたいのがJ&M DAVIDSONのレザーベルトだ。しっかりと肉厚なブライドルレザー（馬具用の革）を用いて作られたものだから存在感はしっかりあるが、幅が狭いデザインであるためスタイリッシュさも残る仕上がり。これ以上足しても引いてもいけない洗練を極めたデザインは、どんなスタイルにもいつの時代にもマッチ。エバーグリーンであることを具現化したアイテムだ。最高級のブライドルレザーは使えば使うほど味わいが増すため、時を経るにつれて愛着はさらに湧いてくる。価値あるアイテムとはこういうもののことを言うのだということを知らされるようだ。ドレッシーなスタイルはもちろんのこと、ジーンズなどのカジュアルなパンツをピリッと引き締めて着こなす上でも活躍必至。１本目のベルトとしてもベルト玄人にとっても、必ず納得することのできる数少ない逸品だ。