今日のビショップ
September18th
ミニマルなワードローブにこそ
うってつけのカーディガン
150年近く続くメーカーが作るニット。それだけで、いかに価値があるかがわかる。紆余曲折ある服飾文化の中で、約１世紀半変わることなく人気を保ち続けているということは、生み出されるプロダクトがそれ以上でも以下でもない“完成されたプロダクト”であることを証明している。
ファニ レママイヤー社は1877 年に設立されたアルパカ100％の糸を使用したニットを展開するメーカー。希少なアルパカの毛の中でも、成長過程でたった1 回だけしか採れない品質の優れたものだけを使用。その着心地、暖かさ、快適さは別格。一切の妥協を許さずに物作りをしてきたからこそ、150年の歴史がある。13色の糸を使用したこのカーディガンは、一見派手に見えるがその実クラシック。コーディネートも実は簡単で、白いTシャツにジーンズを合わせるだけで、かなりセンスのいい着こなしが実践できるはず。シンプルでミニマルなアイテムが溢れる今こそ、ワードローブに投入すべきアイテムと言っていいかもしれない。ファッションの上級者にはもちろん、プレーンなスタイルを好む人にこそ注目してほしいアイテムだ。
