今日のビショップ
August23rd
選択、動き、そして気持ち。あらゆる自由をこの一着から
19世紀にもなるとシャツは簡略化されると同時に多彩な襟型が誕生。20世紀にもなれば素材、デザインのさらなる多様化が進んだ。では、21世紀はどうか。少なくともシルエットの自由化はひとつのトピックスとして挙がってくるだろう。それにより、選択や動き、そして心の自由を得たことを、きっと誰もが感じているにちがいない。そうした多様化は、HAVERSACKにおいても望むところである。ヴィンテージを現代的解釈で仕上げるコレクションは、どれもが自分らしく着るための自由を保証する。大定番のラウンドカラーシャツもそう。ビショップで長らく愛されるこちらを、今季は別注でゆったり着用できるサイズ感にアップデイト。袖周りにもゆとりをもたせているため、堅苦しさは感じさせない。とはいえ、1920年代に英国紳士たちを楽しませてきた“由緒正しき”襟型の基本部分はしっかりとキープ。その絶妙なサジ加減は、気張りたくはないが気も抜けない現代に生きる大人たちにはちょうどいい。
