今日のビショップ

October30th

LE TRICOTEUR

  • TRADITIONAL WOOL GUERNSEY SWEATER(EXCLUSIVE)

    ¥22,800 +tax

冬の定番ガンジーニット。
そのルーツとストーリー。

深まる秋を連想させる黄色やブルーなど、ビッグサイズのガンジーセーターが今季は定番カラーを含む全12色で展開。トラッドでチャーミングですよねぇ〜と見た目の可愛さで推したいところだけど、ルーツとストーリーを知ったら愛着の度合いがきっと変わるはず。そもそも、ガンジーセーターは“道具”だ。過酷な海で働く船乗りの無事を祈って女性が編んだハンドフレームニットが起源で、1800年代からイギリス・ガンジー諸島に伝わるトラディショナルなワークウエアである。素材とデザインにはすべて理由があり、触った瞬間、肉厚でガシッとした重さがあるのは、雨や波しぶきから身体を守るため。1枚で着ているだけでとにかく暖かいのは、極寒な環境で育った羊から採れるシープレーという貴重な英国羊毛を使用しているからで、撥水・防水性があるのは、糸自体に適度な羊脂の油分を残しているから。コシがありながら伸縮性が高いのもそう。ハードな労働での動きやすさを最大限に考え抜いた歴史であり、導き出された答えだ。前後の区別がないデザインは、暗い海の上でもスムーズに着用できるように。アームホールや裾に施された独特の編み模様は、ロープや波、ハシゴなどがモチーフで、各家庭によって模様が異なり、その柄を見ればどこの誰かがわかる識別マークとして機能していたそうだ。その奥深いルーツとストーリーを継承し、イギリス領ガンジー島を拠点に1964年から作り続けているのが〈Le Tricoture(ル トリコチュール)〉に他ならない。機械化が進む今も変わらずに伝統的な手仕上げを貫き、それを裏付ける紙の証書には仕上げを行ったハンドニッターの名前が手書きされ、1着1着に添付される。トラッドなニットは数あれど、このガンジーニットは重みが違う。歴史も、伝統も、作り手の思いも。

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