今日のビショップ

September28th

BRADY

  • ARIEL TROUT LARGE

    ¥39,800 +tax

2030年になったとき本領発揮する
英国のオール・タイム・クラシック。

「10年間愛用している」。胸を張ってそう言えるバッグを持っていますか?と聞かれて、すぐに首を縦に振れる人って意外と少ない。あったとしても、クローゼットの奥に眠っていたり、買ってから3年ぐらいは気に入っていたけど今は……というのがほとんど。どうしたって愛着は薄れるし、飽きてしまうのは仕方がないこと。けど、衝動に身を委ねてショッピングを繰り返し、ころころと毎年スタイルが変わる人よりも、修理を繰り返しながら、風合いが増したものを懲りずに使い続けている人のほうが間違いなくセンスがいいし、本当の意味でのサステナブルだ。ただ、どんなバッグでも美しく経年変化するかといわれると、革やファブリックがよくなければ単にラギッドになるだけ。いい年のとり方をする。そういうバッグを携えたい。今あらためて推したいのは、アウトドアバッグの原型とも言われる〈Brady(ブレディ)〉。1877年にイギリスのバーミンガムで創業した超がつくほどの老舗で、定番のフィッシングバッグ《ARIEL TROUT》は、100年以上もデザインを変えずに英国で製造されている正真正銘のオール・タイム・クラシック。フラップ部分のトリミングとフロントのストラップは、きれいな飴色に育つブライドルレザー製。縫製は、番手の太い糸で縫い上げられているから、ちょっとやそっとじゃ壊れず頑丈だし、金具はすべて馬具に用いられている高品質の真鍮を使用しているため、レザーと同様に、味わいがじわじわと増していく。シワやキズが上品に積み重なり、奥ゆかしいアジが滲み出てくるというのを10年後にきっと誰もが実感するはず。人と物との関係性がミニマムになっていく時代だからこそ、しっかりした目で、2030年以降も付き合えるバッグを選びたい。

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